オオサカ堂でAGA治療薬を買うべきか?
オオサカ堂は、フィンペシアやミノキシジルや国内未承認薬のAGA治療薬を個人輸入代行している海外サイトです。オオサカ堂では、重篤な副作用を引き起こす上限以上の成分量が含まれた薬も販売されています。例えば、オオサカ堂で販売されているミノキシジルです。その含有量は10mgとAGA治療薬の上限とされている5mgの倍の量が入った薬が販売されています。さらにデュタステリドにおいては、含有量が0.5mgとAGA治療薬0.1mgに対して5倍の量が入った薬が販売されており、健康被害や副作用が心配されます。そのため購入する前に医師に相談すべきですが、買うべきか最後は個人の判断に委ねられます。
といきなり結論です。
オオサカ堂は、一般にAGAクリニックなどで扱われている、フィンペシアやミノキシジルなどのAGA治療薬やその他の医薬品を個人輸入代行している海外サイトです。
国内で未承認薬と言われるAGA治療薬も、安い値段で買えるのが魅力で多くの方が利用しています。
しかしながら、本来はAGAクリニック等で診察を受診し、医師の判断で処方してもらうのがベストです。
にもかかわらず「オオサカ堂で買わざるを得ない」という理由もあります。
そんな方のためにこの記事では、「オオサカ堂は本当に買うべきなのか」を、
厚生労働省や薬機法など、信頼できるソースや法律をもとに解説します。
ただこの記事を読んだ後、
少しでも不安に思うならオオサカ堂は買うべきではない
と言えます。AGAクリニックでの処方をおすすめします。
AGA治療薬の個人輸入代行は危険!オオサカ堂は買うべきか?
AGA治療薬の個人輸入代行の危険性と、オオサカ堂は怪しいと言われる不安要素をまとめました。
これら一つ一つ詳しく説明します。
未承認薬の個人輸入は違法ではないのか?逮捕されないか心配
Q 医薬品などの輸入は、医薬品医療機器等法でどのように規制されていますか。
■引用:【厚生労働省】医薬品等の個人輸入に関するQ&Aより
A (中略)一般の個人が輸入(いわゆる個人輸入)することができるのは、自分自身で使用する場合に限られており、個人輸入した製品を、他の人に売ったり、譲ったりすることは認められません。
まずは、誰もが気になる未承認薬の個人輸入の違法性ですが、上記のように厚生労働省にはこのように記載されています。
「個人輸入することができるのは、自分自身で使用する場合」とあります。
ですので他人に譲ったり、販売しない限り、違法ではないと分かります。
もちろん違法ではないので逮捕される心配もありません。
個人で買ったものを絶対に他人に譲ったり、販売してはダメです。
そして、引用文で気になった文言が「医薬品」です。医薬品と言っても、「未承認薬」と「国内承認薬」とありますが規制の違いはあるのでしょうか?
下記に電話で問合せをしました。
この返答の内容は次の通りです。
「未承認薬、承認薬とも個人輸入という時点で、医療薬は全て未承認薬扱いとなる」
とのこと。
また個人輸入は特例措置であり。
「毒薬、劇薬又は処方箋薬は用法用量からみて1ヶ月分以内」
が許されているとのことでした。
個人輸入の場合、医薬品又は医薬部外品の輸入量の制限については、
と、このように厚生労働省のサイトに記載されています。
また、医薬品の個人輸入は違法ではないと明確に記載されているサイトもあります。
一般社団法人 大阪府病院薬剤師会のサイトには、
「医薬品の個人輸入は違法になりません」と、このようにはっきりと記載されています。
ただし、AGA治療薬はここに記載されている「要指示薬」に該当しますので、輸入できる量は「1ヶ月分」に限られますので注意しましょう。また、第三者への譲渡も禁じられていることも忘れないでください。
個人輸入代行業者へ依頼する場合も個人輸入と認められますので、利用することで逮捕される心配はありません。
未承認薬の健康被害や副作用が不安
これは令和3年度の厚生労働省による未承認医薬品等の健康被害情報です。
NO.2の医薬品はAGAの治療として個人輸入だけでなく、クリニックでも処方されているものです。
併用して使用することで効果がさらに見込めるので、ご存知の方は多いはず。
しかし残念ながら、このように副作用もあるのも確かです。
これは日本皮膚科学ガイドラインですが、このうち推奨度Aを受けた国内承認薬は下記の3薬のみです。
先ほどのNO.2にあったミノキシジルは外用薬(リアップなど)は認められているものの、服用(内服)は承認されていません。
ミノキシジルの成分の入った内服薬はクリニックでは処方されており、個人輸入でも多くの方が使用されています。
それはあくまでも「自己責任」、こういった健康被害があることを忘れないで下さい。
また承認薬と言えども、プロペシア(成分名:フィナステリド)は
男性型脱毛の治療に使用されている「プロペシア」(成分名:フィナステリド)については、妊娠中の女性では男の胎児の生殖器に異常を起こすおそれがあることが米国FDAの公表する注意事項に掲載されています。
■引用:厚生労働省のHPより
そこで、この注意事項を一般の方が容易に正しく理解することができるよう、重要な注意事項の邦文訳をホームページに掲載いたしました。
なお、プロペシアは我が国でも承認されており、医師の処方せんが必要な医薬品になっております。安易な個人輸入は行わず、必ず医療機関を受診し、医師の処方により正しく服用するようにしてください。
このように男性限定となっており、注意が必要です。
付け加えて言えば、未承認薬、国内の承認薬を問わず個人輸入は、健康被害や副作用の危険性はもちろんですが、健康被害が生じた場合に保険が適応されません。
日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。
■引用:厚生労働省HPより
オオサカ堂を買うべきか迷われている方は、まずはここまでの内容をしっかりと把握してください。
他の個人輸入サイトを考えられている方も同じです。
近畿厚生局に問い合わせした時も、健康被害が多発していることや被害が生じた場合のことなど心配されていました。
未承認薬の健康被害や副作用についてもっと知りたいという方は、「薬事法ドットコム」というサイトが参考になります。
サイト内検索で「健康被害」と打ち込むとAGA治療薬だけでなく、その他多くの事例が見つかります。
未承認薬、国内の承認薬を問わず個人輸入は、健康被害が生じた場合に保険が適応されない
オオサカ堂のサイトに違法性はないのか?
さて、「オオサカ堂のサイトに違法性はないのか」についてですが、これはとてもデリケートな問いです。
個人では判断できないので弁護士さんに聞いてました。
しかしながら、「どちらとも断言できない」という内容の返答が返ってきました。
過去にオオサカ堂の判例がないことは確かです。でも今後のサイトの表示方法や表現次第ではどちらにも転ぶので注意してほしいとのこと。
では違法と言われるサイトとはどんなものなのでしょうか。
これには「薬機法」が絡んできます。
薬機法とは、その名称のとおり、医薬品や医療機器などの品質や有効性、安全性の確保について定めた法律で、AGA治療薬の輸入代行業者や医薬品製造企業だけでなく、これに違反すれば「何人」も罪を逃れることはできません。
個人輸入代行業者の逮捕例
ここに一例を紹介します。
これは「はげや」というホームページ(HP)を開設し、個人輸入した発毛剤を販売していた男がに医薬品医療機器法(薬機法)違反の疑いで逮捕された記事です。
主に「薬の効能を誇張した広告」が逮捕の理由です。
この一例の他にも、医薬品を扱う輸入代行業者の違反は後を絶ちません。
こういったことから、ふと輸入代行業者をサイトで見つけたからと言って、疑いもなく利用するのは好ましくありません。
個人輸入代行業者の逮捕例は、過去多数見受けられる。
個人輸入代行業者サイトの違法性をチェックするのが大事
そこで、まずはご自身でサイトの違法性を確認する必要があります。
ではどのように確認すればいいのか、一つの方法をお伝えします。
輸入代行業者サイトの違法性をチェックするには、
薬機法の第十章 医薬品等の広告
・虚偽・誇大広告等の禁止(薬事法第六十六条)
・特定疾病用医薬品の広告の制限(同法第六十七条)
・承認前医薬品等の広告の禁止(同法第六十八条)
これらの薬機法を知る必要があります。
概要をまとめると、
虚偽・誇大広告等の禁止(法第六十六条)
何人も、医薬品等の名称、製造方法、効能、効果、性能に関して、明示的・暗示的に関わらず、虚偽・誇大な広告をしてはならない
特定疾病用の医薬品及び再生医療等製品の広告の制限(法第六十七条)
がん、肉腫及び白血病の医薬品の医療関係者以外の一般人を対象とする広告の制限。
承認前の医薬品等の広告の禁止(法第六十八条)
何人も、承認・認証を受けていない医薬品等について、名称、製造方法、効能、効果、性能に関する広告をしてはならない。
となります。
また広告という該当性に関しては、
①顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確であること。
②特定医薬品等の商品名が明らかにされていること。
②一般人が認知できる状態であること。
以上3点全てを満たすと広告とみなされます。
さらに詳しく見ると
承認前の医薬品等とは
医薬品、医薬部外品以外のものはすべて食品に該当し、その中に健康食品と呼ばれているものがあります。健康食品は医薬品としての承認を受けていないため「承認前の医薬品」に該当します。
医薬品に該当し必要な承認や許可を受けていない健康食品などは、未承認医薬品又は無承認無許可医薬品と呼ばれます。
医薬品のような効能、効果を表示すると薬機法六十八条違反するおそれがあります。
薬機法の対象となるのは、
医薬品、医薬部外品(うがい薬、薬用シャンプー、染毛剤、栄養ドリンクなど)、化粧品(シャンプーや口紅、ファンデーション、香水など)、医療機器及び再生医療等製品、健康食品
医薬品や医薬部外品だけでなく、シャンプーや口紅、ファンデーション、香水なども含まれるのも注意しなければなりません。
■参考元資料①:虚偽・誇大広告等の禁止(薬事法第66条)
■参考元資料②:薬事法における広告規制
■参考元資料③:医薬品等適正広告基準の解説及び留意事項等について
■参考元資料④:薬機法とは? 広告規制対象内容と違反時の罰則制度
これら、重要な部分を簡単にまとめると下記にようになります。
■医薬品等の虚偽・誇大な広告をしていないか
■顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図はないか
■一般人が認知できる状態ではないか
ではオオサカ堂はどうでしょうか?
個人輸入代行業者のオオサカ堂を利用する危険性は?
オオサカ堂を利用する危険性があるのかどうかは、合法か違法なのかを判断するのが一つの方法です。
下記にその重要チェック項目をまとめました。
ここで特に重要なのが「一般人が認知できる状態ではない」です。
①顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確であること。
②特定医薬品等の商品名が明らかにされていること。
②一般人が認知できる状態であること。
先ほど、これら3点全てを満たすと広告とみなされるとお伝えしました。
つまり一つでも当てはまらない項目があれば、薬機法違反ではないと言えます。
オオサカ堂の販売サイトを見ると、「個人輸入医薬品」においてはユーザーが検索しないと該当の商品は表示されません。
医薬品をお客様に検索していただく理由についても、
オオサカ堂は個人輸入代行業者です。薬機法において、個人輸入代行業者が不特定多数のユーザーに向けて海外医薬品を一覧で提示すること、また、広告や宣伝、アドバイスとともに医薬品を輸入代行する行為は禁止されています。
オオサカ堂HPより
と記載されており薬機法を意識してのサイト設計が伺えます。
では実際に、サイトで本当に医薬品名を検索しないと表示されないか、サイトを調査しました。
まずはサイトの左側にある「商品リスト」で、片っ端から調べます。
「個人輸入医薬品」や「今のイチオシ」なども調べること小一時間、
自身もユーザーですのでドキドキしましたが、
どうやら間違いないようです。
不特定多数のユーザーに向けて海外医薬品を一覧で提示することはありませんでした。
つまり「一般人が認知できる状態ではない」と言えます。
オオサカ堂は薬機法を意識してサイト設計されている。
オオサカ堂は何度もサイトが閉鎖されている
次はオオサカ堂は何度もサイトが閉鎖されているという不安要素を見ていきましょう。
まずこれは本当です。
正確には過去に何度もサイトの閉鎖と再開を繰り返し、その度にドメインを変更して運営されています。
長年ご愛顧頂いておりますオオサカ堂。既にご存じの方も多くいらっしゃるかと思いますが
■引用:オオサカ堂ブログより
ホームページのURLが変更となっております。
【旧URL】http://www.osakado.com/ 【新URL】http://osakado.org/
ドメインというはネットにおける住所みたいなものですが、このように変更しながらも25年以上も運営されています。※現在は「osakado.cool」です。
ではなぜサイトの閉鎖と再開を繰り返すのでしょうか?
これには、レジットスクリプトの介入が関係していると思われます。
オオサカ堂は、過去に何度もサイトの閉鎖と再開を繰り返しているのは事実
レジットスクリプトによるオオサカ堂の介入について
レジットスクリプトとは、NABP(アメリカ全国薬事評議会連合会)のVIPPSプログラムの基準を遵守していると認められている、オンライン薬局を対象とした検証および監視機関のことです。
2007年設立の同社はヘルスケア分野の不正サイトの監視・調査をしています。2014年度からは厚生労働省の委託を受けており、日本語サイトの監視に乗りだしています。
レジットスクリプト社が違法性の疑われるサイトを見つけた場合、ネット上の住所に当たるドメイン名の登録会社(レジストラ)に閉鎖を要請し、ドメイン名を使えなくしているという、輸入代行業者にとってはとんでもなく恐ろしい存在です。
過去に岡沢宏美アジア政策・執行部長は「日本語の不正サイトは現在2200件把握している。英語サイトに次ぐ世界第2位のターゲットになっている」と注意を呼びかけています。
ではこのレジットスクリプト社の介入があったのか?これは確認できませんでした。
ツイッターでは、2013年・2015年、最近では2021年に閉鎖があったと伝えてられています。
しかしながら、オオサカ堂のサイトの閉鎖にレジットスクリプトの介入が、
何かしら関係があったのか、
はっきりとした答えは見つからないままです。
参考サイト≫LegitScript(レジットスクリプト)
レジットスクリプトのオオサカ堂への介入の事実は確認できない。
レジットスクリプトによる個人輸入代行業者のサイト閉鎖例
では、他の個人輸入代行業者はどうでしょうか。下記の一例を紹介します。
日本語の不正医薬品販売組織の中で規模が最も大きいのは「ベストケンコー」です。この組織は、未承認医薬品を含む処方箋医薬品を処方箋なしで消費者に直接販売しています。薬機法 68 条に違反し、多数の広告を行っています。
医薬品不正販売ウェブサイトの監視と裁判事例について
これは先ほどのLegitScriptの岡沢宏美アジア政策・執行部長の平成28年度 社会薬学フォーラムでの報内容の一部です。
この後、1,339 件のベストケンコー関連のウェブサイトを閉鎖したとあります。
このようにレジットスクリプトによって、実際に様々なサイトが閉鎖されていること分かります。
続いて、このような違法医薬品販売ウェブサイトの関与すると恐ろしい結果も、
米国グーグルは違法医薬品販売サイトにリンクする有料広告を掲載したという理由で、2011 年に米政府に対し、5 億ドルの和解金を支払いました
医薬品不正販売ウェブサイトの監視と裁判事例について
米国グーグルが違法医薬品販売ウェブサイトにリンクする有料広告を掲載したというという理由で、このような結果を招いています。
アメリカでは、直接薬に触れていないレジストラや広告業者でも、犯罪幇助や共謀に問われると考えられていて、日本以上に厳しく取り締まりがされていると分かります。
レジットスクリプトによって、実際には様々なサイトが閉鎖されている。
個人輸入代行業者サイトの危険性をレジットスクリプトで確認してみた
個人輸入代行業者サイトやグーグルまでも震撼させる違法医薬品販売への関与、すでに恐ろしい結果を招くとお伝えしました。
できることなら違法ではない、真っ当な個人輸入代行業者を利用したもの。
では、オオサカ堂を含め他の個人輸入代行業者サイトを、レジットスクリプトは一体どのような判断を下しているのでしょうか。
■オオサカ堂
結果:「ローグ」ならず者と判断。不正な薬局のウェブサイト。
■アイドラッグストア
結果:「ローグ」ならず者と判断。不正な薬局のウェブサイト。
■グー薬局
結果:「ローグ」ならず者と判断。不正な薬局のウェブサイト。
■お薬ナビ・ベストケンコー・T.O.P MALL
結果:全て「ローグ」ならず者と判断。不正な薬局のウェブサイト。
とこのように全て不正な薬局と判断。
厚生労働省の指導に従って運営している唯一の国内事業者であり安心してご使用になれます
アイドラッグストアーについて
アイドラッグストアについては、上記のように「厚生労働省の指導に従って運営している唯一の国内事業者」と謳っており、期待したもののこの通りでした。
また過去ドメイン変更もされており、やはりどのサイトも未承認薬を扱うことで、ほぼ不正サイトと判断されるようです。
■マツモトキヨシ
ちなみに「マツモトキヨシ」も確認。
さすがに、不正サイトとは判断されませんでした。未承認薬を扱っていないので当然の結果と言えます。
レジットスクリプトによると、未承認薬を扱うことで個人輸入代行業者は、ほぼ「ローグ」ならず者と判断される
参考サイト≫LegitScript(レジットスクリプト)
オオサカ堂における厚生労働省の指導・取締りについて
個人輸入代行業者に関わる事例は、調べれば調べるほど恐ろしい情報が飛び込んできます。
【平成26年6月10日 厚生労働省 プレスリリース】
製品名:更嬌麗減肥茶
検出物質:センナ葉
会社名:Roy Union Ltd.参照:厚生労働省/インターネット販売製品の買上調査の結果
実際にオオサカ堂は、このように厚生労働省から過去に指導・取締り受けています。
痩身効果を目的として使用される製品から、医薬品成分等が検出されたようです。
未承認薬ではありませんが、医薬品成分を含有するいわゆる健康食品を扱っていました。
オオサカ堂は製造元ではないので100%悪いとは言いませんが、
警告メールが送信され改善を求められたようです。
オオサカ堂は、過去に厚生労働省から指導・取締りを受けていたのは事実。
オオサカ堂の実態と会社について
そもそもオオサカ堂とはどんな会社なのでしょうか。
オオサカ堂とは、「Roy Union Ltd.(ロイユニオンリミテッド)」という親会社のグループ会社です。
他にも、運営サイトがあるようですが、香港を拠点とします。
オオサカ堂は1997年に設立された個人輸入代行サイトの老舗で、そのサイト名から連想される日本の「大阪」とは全く関係ありません。
そして、香港の実際の住所にはオフィスがありません。
しかしながら、カスタマーサービスは外部委託となっていますので、恐らくバーチャルオフィスで運営されているのでしょう。
以前にメールで問い合せをした時には、丁寧な回答を頂きました。
個人輸入代行業者に、AGA治療薬の偽物を買わされないか心配である
ツイッターやインスタ、個人輸入代行業者サイトの口コミ、Yahoo!知恵袋やみん評など、様々な情報が流れています。
「偽物ではないか?」などの口コミやレビューなどが散見されますが、実際はどうでしょうか。
口コミでのAGA治療薬の偽物情報について
口コミでのAGA治療薬の偽物情報については、偽物と断言できる情報は見つけることはできませんでした。
個人で偽物だと断言するには、成分検査が必要となります。
仮に、医薬品の成分検査を依頼するとなると、100万円単位の費用が掛かり、
ハードルが高くて普通の方ならできないでしょう。
偽物を買わされないか心配な方は、厚生労働省の「インターネット販売製品の買上調査」というものがありますので、こちらを参考にしてみてください。
今回の記事ではAGA治療薬をテーマにしていますが、AGA治療薬だけでなく「海外製医薬品・強壮系 ・痩身系・筋肉増強系」などの調査があります。
しかしながら、この調査の結果は同じ名称の製品が、「同じ医薬品成分・量を含有する」ことを保証するものではありません。
また、たとえ同じ名称の製品であっても、成分や量が異なる場合があるので、人にとっては予期せぬ健康被害が発生するおそれがあります。
「調査結果の成分を目的として、同じ名称の製品を購入しないでください。」
との注意もあるので、あくまでも参考までに。
口コミなどの個人レベルでは、AGA治療薬の偽物情報を見つけることはできませんでした。
WHO(世界保健機関)による非合法サイトから購入した医薬品の偽物情報について
口コミで断言できるAGA治療薬の偽物情報は見つけることはできませんでしたが、確実に医薬品の偽物は存在します。
あやしいヤクブツ連絡ネットは厚生労働省が設置したサイトですが、このような事例など紹介しています。
偽造品は本来、必要としている成分が含まれていなかったり、工場の衛生面が日本では考えられないほど不衛生であったりします。
WHOによれば、インターネット販売のうち、所在地を隠匿している非合法なサイトから購入した医薬品のうち50%が偽造医薬品であったと過去に発表もあります。
※出典:WHO Counterfeit medicines Fact sheet (2006)
オオサカ堂で扱っているAGA治療薬の偽物情報について
ではオオサカ堂はどうでしょうか?
オオサカ堂のサイトではこのように、各種ライセンスを保持している販売元と契約をしていると記載。
また、近年は長年におけるその実績が評価され、
医者からの依頼もあるようです。
(クリニックから「オオサカ堂で買っています」という情報は流れないとは思いますが。)
ちなみに販売ページには、このように成分鑑定が掲載されている物もあります。
オオサカ堂で扱っているAGA治療薬について、ネット上で偽物と断言できる情報は見つけることはできませんでした。
購入したAGA治療薬で体に不調が生じた場合について
個人では偽物だと断定するのは難しいでしょう。
でお本物だと信じて服用した際に、もし体に不調が生じた場合はどうすればいいでしょうか。
言うまでもなく、病院に行くのが一番ですが、
その後、然るべきところに相談や報告をしましょう。
インターネット等で、違法であることが疑われる医薬品等の販売サイトを発見した場合は、厚生労働省・地方公共団体の通報窓口、又は「あやしいヤクブツ連絡ネット」に通報しましょう。
また、それが医療機関のウェブサイトであればこちら≫医療機関ネットパトロール
そもそも承認薬なのかを知りたい方はこちら≫医療用医薬品 情報検索
厚生労働省ではこういった偽造医薬品に対する取り組みをされていますので、何かおかしいなぁと思った時は活用してください。
個人輸入代行は違法ではありません。
しかしながら、違法サイトや偽物のAGA治療薬など、存在するのは明らかです。
誰しも、真っ当なサイトを利用したいものですが、
それらを改善するには、ユーザーやサイト閲覧者の監視も不可欠です。
厚生労働省では上記のように、インターネットの広告が薬事法に違反していないか監視しています。
でもそれだけでは、全てのサイトの監視は難しいでしょう。
そのためユーザーやサイト閲覧者の協力が求められます。
その結果として、少しでも違法サイトや偽物のAGA治療薬がなくなることを願います。
個人輸入の代償は医薬品による健康被害が保険対象外となること
これは薄毛やEDに特化したオンライン診療サービスを展開するActually,が調査したもので、PRタイムの記事から抜粋したものです。
・個人輸入サイトの認知率は全体の20%、使用経験率は8.5%
・購入した医薬品で多い順はピル、スキンケア、デンタル、ED、薄毛
・個人輸入の利用中に何らかのトラブルにあったことがある人は12%程度
・実際に利用して、個人輸入の利用にネガティブな印象を持った人は41%
・その約半数は「リスクを承知で使い続けるしかない」と回答
2022年8月31日にインターネット調査されたものですが、個人輸入サイトを8.5%の方は購入経験があるようです。
その約6割はネガティブな印象もなく利用する反面、4割の方は何かしらのネガティブな要素を持っています。
そして、ここからが驚きです。
ネガティブな印象を持つ方の42.9%は「リスクを承知で使い続けるしかない」と回答。
実に、これは個人輸入サイトを利用されている方の17.6%にあたります。
こういった「個人輸入代行は危険性を知りつつも買わざるを得ない」という方は、
と言った理由があります。
でも待ってください!
日本国内で医薬品医療機器等法を遵守して販売等されている医薬品については、それを適正に使用したにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合に、その救済を図る公的制度(医薬品副作用被害救済制度)があります。 しかし、個人輸入された医薬品による健康被害については救済対象となりません。
■引用:厚生労働省 医薬品等を海外から購入しようとされる方へより
このように厚生労働省のサイトに注意喚起がされていますが、
未承認薬、国内の承認薬を問わず個人輸入は、健康被害が生じた場合に保険が適応されません!
AGA治療薬は個人輸入で安く買えるのは事実です。
しかしながらその代償として、保険対象外になります。
そのため万が一体に不調が生じた場合には、おそらく驚くほどの治療費がのしかかってくるは、間違いないでしょう。
これからオオサカ堂のような個人輸入代行業者からのAGA治療薬の購入をお考えの方々は、今回の記事をもう一度読み返してください。
その上で、
その結果①
≫【オオサカ堂などの個人輸入代行に少しでも不安が残るようなら】
AGA治療薬はオオサカ堂などの個人輸入代行で買うべきではない
と言えます。
AGAクリニックをおすすめします。
その結果②
≫【それでも個人輸入代行を利用したいというのなら】
AGA治療薬をオオサカ堂などの個人輸入代行で買わざるを得ない
となります。
最後に
今回の記事いかがだったでしょうか。
AGA治療でお悩みの方、改善する方法は2つです。
- AGA治療をクリニックで受ける
- AGA治療薬を個人輸入代行サイトで購入する
この記事を読まれている方は、
個人輸入代行で買おうかと迷われている方がほとんどだと思います。
個人輸入代行は違法ではありませんが、色々な危険性が潜んでいます。
その中でも健康被害は一番恐れなくてはなりません。
買うべきか最後は個人の判断に委ねられますが、くれぐれも後悔をなさらぬように。
HAETERU(当サイト)では、様々なAGAクリニックの口コミも紹介していますので、よければ参考にしてみてください。